新しい「移動」の概念を作り出すANA アバターとは一体?

先日、ANAホールディングスは、画期的なサービスを発表しました。それは、誰でも瞬間移動ができるというプラットフォームです。
今後、新たな世界を作ることに挑戦している彼らのサービスに注目してみたいと思います。

ここでは、2点に分けて解説していきます。
1点目は、アバターとは?
2点目は、今後の導入は?

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新しい「移動」の概念を作り出すANA アバター

アバターとは?

アバターとは、遠隔地にいるロボットを介して、あたかも自分がそこにいるかのような体験ができる技術のことです。分かりやすい表現をすると、瞬間移動できる仕組みです。
ANAが考えるアバターのプラットフォームは、世界各地に設置されたアバターを統合管理して、アプリから利用できるようにします。

ANAが披露したアバターは、2種類あります。

1つ目は、ディスプレイと移動機能、通信機器を備えたロボットです。名前は、newmeと呼ばれています。自分の代わりに、観光やショッピングを楽しむことができます。

2つ目は、パワードスーツのような形をしたものです。
力触覚技術を活用したグローブを装着した操縦者が動く通りにロボットが動作し、指先まで同じ動きをします。ロボットは、重ねたコップを取り分けたり、リンゴを掴んだりと、遠隔操作でも繊細な作業ができることをアピールしました。

ANAの片野坂社長は、活用法についてこう述べました。

「世界人口77億人のうち、1年間で飛行機をつかうのはわずか6パーセントに過ぎない。身体的な理由、社会的ルール、経済的格差で移動できない人もいる。航空会社のANAとしてアバターを“瞬間移動”のインフラとして位置づけ、全ての人が旅行を楽しんだり、遠隔教育などのサービスを受けられるようにしていきたい。」

ちなみに、プラットフォームの名称をアバターインと呼びますが、ロゴマークはドアをモチーフにしています。その理由とは、ドラえもんのどこでもドアをイメージして作成したと言われています。

今後の導入は?

2020年には、これら2台の提供を発表しました。
newmeについては、2020年夏までに1000体の普及を目指しています。国内連携先は、東京都、大阪大学、三井不動産、東急、KDDI、同様のアバターを開発するNTTドコモ、ソフトバンク、理化学研究所など企業だけでなく、大学や市町村と様々です。

同時に、今後の予想について、片野坂社長は述べました。

2025年⇒介護士と同じ動きをするアバター登場
2030年⇒レスキュー隊と同じ動きをするアバター登場
2040年⇒アバターが脳からの指示で動くようになる
2050年⇒人間とアバターの差がなくなる(例えば、視覚、聴覚等のすべての感覚)

具体的な動きとしては、Agilty Roboticsとの連携、屋外型2足歩行型ロボットの開発段階であることも発表しました。

そのロボットは、名前の通り2足歩行型で、上半身と両腕を備え、階段の昇降や、歩行経路の選択を行うなど高度な行動もできる為、屋外で活躍できると見込んでいます。
これにより、人間が行けるところはすべてアバターロボットで行けるようになります。屋外や整備されていない山、警備やレスキューなど、様々な分野・シーンで活躍を期待されています。

2020年以降に実証実験を行い、2021年での社会実装に向けて、屋外型アバターロボットのサービス化を目指します。

まとめ

アバターは、空港のほか公共施設などでも展開される予定です。ロボットを使って、新しい「移動」の概念を作り出すANA。
社会における人間としての立ち位置も今後、ますます変化していくことが予想されます。2020年には、「人が入ったロボット」をいろいろな場所で見かけるようになるかもしれませんね。

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