開催前は色々な問題が指摘され不安もあったり、施設面や交通アクセスの不備が話題になることが多かった平昌オリンピック!
しかし、始まってみれば歴代の冬季オリンピックの中でもなかなかの盛り上がりを見せており特に日本の選手勢の活躍が目立っていてメダル数も過去最高になりそうな勢いです。
そんな中でも一番の注目はスピードスケート競技でしょう!
かつては清水宏保さんや岡崎朋美さんなど有名選手がいたものの2014年のソチではまさかのメダル0に終わり、危機感からナショナルチームでの合宿が一年を通して行われました。
その結果、小平奈緒選手が1000mで銀、500mではオリンピックレコードで金メダルを獲得したり高木美帆選手は1500mで銀、1000mメダルに輝いています!
そして、なんといっても一番の感動をくれたのが女子パシュートで最強オランダ相手にチームワークで対抗し金を獲得した時は鳥肌が立ちました。
マススタートの距離は?シングルトラックを使用?

平昌オリンピックの閉会式が2月25日なのでその前日に開催される男女マススタート!
個人の距離別の種目ではアウトトラックを使用し2人の選手が1週の中でインレーンとアウトレースを入れ替え滑り接触などは起こる可能性が少ないですがマススタートは違います。
動画を見てもわかるように
ちょっとイメージしているスピードスケートとは違いますね・・・
途中でぶつかりクラッシュしていますしスピードスケートは最高時速50kmほどなので前でこけると避けようがなくかなりの危険もある競技です。
- 4週目、8週目、12週目のみにポイントが与えられるので決勝では他の周回で先頭にいるメリットがない。
(予選は8位まで通過なので重要になる可能性も) - 着順のポイントが大きすぎてほぼタイム順でメダルが決定する。
- 怪我のリスクが高い
と種目としてまだまだルールは発展途上でおそらく次の2022年の北京オリンピックでは確実に何らかのルール変更があるでしょう!
滑る距離としては男女とも16周という設定なんですが、スピードスケートはダブルトラックで1周400mのところ
マススタートはシングルトラックを使うため(一番うちのレーン)、平昌オリンピックでのスピードスケートの会場となっている江陵スピードスケート競技場でも
日本スケート連盟主催の公式競技会においては384,18mのシングルトラックで行う
日本の基準と変わらず384,18mとなるので

距離としては384,18m×16=6146.88mとなります。
(16周といっても1周がダブルトラックの400mではないので400m×16で6400mにならないことに注意してください)
女子は個人種目では最長でも5000 mとなるためそれより長い距離を滑ることになります。
もちろん転倒防止で最初の周回は加速が禁止というルールがあり、2周目以降に加速することになりますが戦略が必要になり体力・技術はもちろん知力も必要です。
マススタートの日本代表の人数は?
マススケートでは各国に出場枠が割り当てられており各国のワールドカップの成績に応じて1~3選手が滑ることができます!
となると気になるのは快進撃を続けている日本女子スピードスケートの枠ですが
マススタートで2枠
になり個人でメダルを獲得している小平奈緒選手・高木美帆選手ではなくパシュートで金メダルをとった姉の高木菜那選手
一番の若手である佐藤綾乃選手が出場予定です。

小平奈緒選手は短距離なので距離適性で出場しないのはわかりますが、パシュートではエースだった高木美帆選手が補欠なのは意外です!
すでに個人種目にも1000m,1500mと2種目出ておりメダルも取っているので譲ったのかもしれませんね。
すでにパシュートでの金も合わせてば一人で金銀銅独占してますしね!
ぜひまだ個人ではメダルがない2人の笑顔画見たいところですね。
ちなみに平昌オリンピック大会でまだ残念ながらメダルのない男子も出場人数2枠で
ウイリアムソン師円(日本電産サンキョー所属)、土屋良輔(メモリード所属)が記念すべきマススタート競技に挑みます!

人数としては4名の選手がオリンピックで初開催となるマススタートにチャレンジするので初代王者・女王として名前を残してほしいところ!
男女とも予選となる1回戦は同時に12選手がスタートして上位8人が一発勝負の決勝に進めるのでぜひ日本代表の4人とも残ってほしいですね。
決勝に2選手が進めば日本として協力して滑ることも可能ですし、まずは男女マススタート予選から注目しましょう!
まとめとして
女子では個人種目の5000mを超えて最長の距離争われるマススタート!
おそらく最初から一人だけ逃げるというのは考えにくく最終ラップへ5週目となるあたりでスピード勝負になると予想されます。
同じ国同士引っ張る選手や体力を温存するなどの位置取りや駆け引きが見れます。
見てる分には楽しそうですが行う選手は接触に慣れていないスピードスケータ―ということもあるので日本選手には怪我無く活躍してくれることを期待します!
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